光の3つの性質
光の性質は主に3つあります。
1つ目は、光の直進です。
光は、まっすぐに進む性質があります。
例えば、箱カメラで利用されます。
2つ目は、光の反射です。
光は、不透明な厚い壁にぶつかると、はね返る性質があります。
壁に向かって進む光を入射光、入射光と垂直な線との間を入射角、
壁からはね返った光を反射光、反射光と垂直な線との間を反射角
といいます。
入射角と反射角は、等しくなり、反射の法則といいます。
3つ目は、光の屈性です。
光は、透明なガラスや水に進むと、折り曲がる性質があります。
空気からガラスや水に入る光を入射光、入射光と垂直な線との間を入射角、
ガラスや水で折り曲がった光を屈折光、屈折光と垂直な線との間を屈折角
といいます。
空気からガラスや水に光が進む時、
入射角 > 屈折角 「水に入って、くつ(屈)が小さくなる」
となります。
ガラスや水から空気に光が進む時、
入射角 < 屈折角 「水から出てきて、くつ(屈)が大きくなる」
となります。
ガラスや水から空気に光が進むと、入射角<屈折角なので、
入射角を大きくすると、屈折角は水面を進み、
それよりも、入射角を大きくすると、光はすべて反射します。
これを、全反射といいます。
全反射は、光ファイバーに利用されています。