弥生時代☆その1☆(中学歴史7)
紀元前400年から300年までを弥生時代いう。この時代には、二つの大きな出来事があった。
一つ目は、稲作の普及である。その際、穂の先だけを刈る道具として、石包丁、米を保存する場所として、高床(式)倉庫ができた。また、縄文土器よりは薄くて割れにくい弥生土器がつくられ、定住して暮らすようになった。そのため、場所による米の収穫量に差が生まれ、その結果、貧富の差が生じた。
二つ目は、金属器(青銅器と鉄器)が伝達し、普及したことである。青銅器は、鉄器に比べもろいが、色がきれいだったので、祭り道具として、銅剣、銅矛、銅鏡、銅たくが作られた。鉄器は、武器の一部として利用された。ちなみに、農具は、木製や石で作られたものが多かった。