中学生に教える変域の理想と現実
理想として、
グラフにおける変域は、xの変域、yの変域の他に、グラフの変域に注目し、しっかりとグラフを書いて、3つの変域を図示して求めることができると、高校に入って、指数・対数関数や、三角関数、三次関数などでも利用できます。なので、後々、楽です。
しかし、現実は、
グラフを書くのを面倒だと思う人、グラフをかくことができない人などが出現し、入試や定期テストまで時間がないと、こう落ち着いてしまいます。
① xならば(反比例のxは、xの-1乗ですがあえて語らず)、xの変域をそのまま
グラフに代入して、yの値を出して、小さいほうから並べる。
② xの2乗ならば、xの変域が、負の数と正の数の両方がある時は、
0の答えが出てきて、もう一つは、xの変域の絶対値が大きい方を
グラフに代入して、0とその値を小さいほうから並べる。
と言ってしまいます。
変域の意味が全く伝わらない、応用が解けない、その場しのぎの解法で、無念です。
改善の余地ありです。